こんや銘酒館 (2004/02/01)


玄関 コンヤ温泉は安部川上流、静岡市街から車で1時間強のところにあるひなびた温泉宿。ここに「銘酒館」という一風変わった宿があります。静岡市街にある植手銘酒館という酒屋の主人が「酒を最高に美味しく飲む環境を」ということで作った宿。私は決して酒は強くありませんが美味しいものが食べられておいしいお酒が飲めるなら、これは行かずばなるまい…ということで奥様と二人で行ってきました。
周辺には梅が島温泉なんてのもあるくらいで梅の名所らしく、もう一ヶ月もすると梅が咲き始めてもう少し混むのかもしれないけど今は完全にシーズンオフらしく、3〜4室ほどの小さなこの宿は我々夫婦で貸切状態。当然お風呂も貸切(嬉)。宿には住み込みと思われる従業員が一人居て、料理から何から一人で切り回しているらしい。

露天 そのお風呂は内湯も露天風呂は二人も入ればいっぱいになるくらいの小さいものなんですが、露天にはなんと生ビールサーバー完備、しかも飲み放題。これも酒屋の主人が「いっぺんやってみたかった」と設置したところ好評で、最初は夏季のみのつもりだったのが客のリクエストで通年設置するようにしたんだとか。この週末は比較的暖かかったから良いけど、もう少し寒かったらビールはさすがに厳しいかも。
ちなみに温泉は単純硫黄温泉で、さすがに掛け流しではないけど、「PH10の県下でも有数のアルカリ温泉」だそうでお肌スベスベになります。ハイ。

朝食 食事は夕食も朝食も玄関の左側のガラス張りの明るい板張りの広間で食べます。真中に囲炉裏もあったりしてとっても雰囲気がよいです。
食事は季節の素材を使った和食でメニューは大体年4回入れ替えてるそうですが、リピーターにはなるべく違うものを出すように工夫しているとの事、今回のメニューは、夕食がまず茶碗蒸し、続いて揚げ物3品(白子、牡蠣、海老芋…それぞれに違った味噌か塩で食べる)、山女と鴨の炭焼き、牡蠣の鍋、焼き大根(ちょっと辛い味噌が乗ってた)、海老芋のあんかけ、最後がまぐろの漬け丼、デザートがごまのアイスクリーム。基本的には酒の肴なので、いろいろな物が少しずつ出てくるんですが、ボリュームはたっぷりあるので食事派の人も満足できるのではないかと。
お酒については、酒屋が作った宿屋なので日本酒・焼酎・その他いろいろ揃ってます。お酒のメニューも料理と同様に年4〜5回入れ替えてるそうです。今回は宿におまかせで2種類(片方が静岡の地酒、もう片方は高知だったか?)ほど日本酒を頂きました。
朝食は左の画像のような感じで、焼き魚とお味噌汁、それから漬物とかやっぱりいろいろなものが少しづつ出てきます、ご飯はおかゆと白米両方出てきます。両方に少量の黍が入っていてちょっと変わった感じなんだけどとっても美味。

朝食 この犬はこの宿屋の飼い犬なんですが、放し飼いなのでずーっとこうやって周辺をパトロールしてます。露天に入っててもふらっと現れて「おや失敬」という感じですたこら去っていきます。愛想ゼロですがこの犬もなかなかいい味出してます。
ちなみのこのお宿、1泊2食で一人\15,000円(酒代は別、露天風呂のビールは含む)とひなびた温泉の宿にしては高めですが、値段相応の内容はあるのではないかと。ちなみにお昼のコース料理+温泉で一人\6,500円なんてのもあるらしいですが、お酒飲むならやっぱりお泊りが良いでしょうね。それから予約の無い日は手打ち蕎麦をやってるそうです(不定期)。


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