入院日記

                                                   2003.09.07
入院日記

  この日記は健康診断で【胃の変形発覚】を告げられ、検査通院、検査入院、治療入院
  、退院までの3ヶ月間の記録です。


2003.05.28
胃の変形発覚
 会社で毎年実施している厚生中央病院健康管理センター人間ドック(1日コース)を受けいつもの通り、健康
 保険証、検便、問診カードを持参し、午前中に各種検査がありました。
午後は総合診断があり、その時バリウム
 よる透視で潰瘍の痕があり、
胃の変形が発覚し、胃カメラによる精密検査が必要だと言われた。
 今まで60歳を超えて一度も胃カメラを経験したことも無かったので、これを機会に検査をする事にし、その場で実施
 日を6月6日午前中に予約をとった。


2003.06.06
 午前中、胃カメラ(1回目)による内視鏡検査を実施(約10分)したところ、異常個所2ヶ所見つかり、その部分
 を生検
(細胞検査)するため採取された。


2003.06.23
各種精密検査実施
 人間ドックの結果は別として6月6日の胃カメラで採取した生検の結果を聞きに病院へ行き、初めて胃潰瘍の痕に
 異常
細胞の疑い
があると言われ、自分なりにかなりのショックを受けた。 人間ドック(1日)コースの最終成績表
 では総合的に問題なしと言われ、
癌マーカーでも異常なしと言われたのに、何故?………と思いました。
 医者からはその場で精密検査入院を勧められたが、仕事の都合上もあり通院で可能な限りの予備検査が出来
 ないかを聞いたところ、下記の通り精密検査を指示され実施する
事にした。

                                            記
                   6月24日に再度放射線バリウム精密検査
                   6月30日CTによる腹部断層投影検査
                   7月2日胃カメラによる再検査

2003.06.24
 午後に放射線バリウム検査を実施しましたが、今回は精密検査のため前回の人間ドック検査よりかなりの時間がか
 かった。


2003.06.30
 午前中に投影材を注射され、CTによる腹部断層投影検査を実施。
 前日は21時以降検査時間まで食事制限となり、水分は多少OKと言われました。
 この検査をされている内に、自分なりにかなり重大な病気であるかような錯覚に陥った感じがしてきて毎日毎日憂鬱
 でした。


2003.07.02
 午後に健康診断の胃カメラ(1回目)の写真を見て異常があると診断したIDr(主治医)が、自らその異常個所に再度
 胃カメラによる
検査(2回目)を実施しました。検査後、胃カメラによる目視でも
癌の疑いがあり早急に切除する必要
 があると言われ、この際徹底的に検査をして頂くよう、
7月7日()より入院する事に決心した。


2003.07.07
七夕入院
7月7日()の朝10時に入院手続きを済ませ入院しました(厚生中央病院病室N658)

 丁度七夕の日でした。主治医IDr看護婦さんINr が担当すると言われた。
 主治医のIDrは今思うと若手でバリバリのドクターと言う事がわかりましたが、当初癌の疑いあると診断された事も
 あってかなり怖い先生だと思った。
看護婦さん
INrは若くて明るい性格のようで、病院内の説明を一通りテキパキと教えてくれました。

 また入院中交代する看護婦さんも当病院での教育が行き届いているせいか、皆すばらしい看護婦さんでした。
 午前中に病室でパジャマに着替えている内に採血、午後腹部レントゲン及び心電図を撮られました。
 午後には
部長(K・Dr)回診もありました。

 午前中の目まぐるしい時を済ませ、午後には風呂に入り入院時の体重を測定したら、78.0kgありました。
 明日の午後はバリウムによる胃透視検査(MDL)実施のため、夕食後より検査当日まで食事制限があり、夜には腹部
 に食物が残らないよう下剤
(プルゼ二ド錠)を飲まされる。


2003.07.08
 午後にバリウムによる胃透視検査(MDL)を実施。
 今日の検査は特別のため鼻の穴からチューブを入れられ、非常に苦しかった。

2003.07.09
 7月2日に実施した生検(細胞検査)の結果が判り、早期の癌であることが判明。
 午前中、再検査と切除方法確認のため胃カメラ(3回目)と胃のエコー検査を実施。明日午後は、胃透視検査実施
 のため夕食後より検査当日まで食事制限あった。
再度、夜下剤(プルゼ二ド錠)を服用する。 
 体重は
2日間で3kg減の75kgに落ちた。


2003.07.10
 朝9時から明日の朝9時までの1昼夜(24時間)尿排出量検査(蓄尿)を実施する。
 これをしているとなんとなく重症患者に思えてならなかった。
 午後は腹部レントゲン検査心臓エコー検査があった。耳の採血(血の凝結速度検査)取られ、又バリウム
 残っていると固まるのでバリウムの残量確認のレントゲン検査もされた。

 レントゲン透視でバリウムが残っているようなので再び下剤を飲まされる。


2003.07.11
 午前9時、まる一日の尿排出量検査がやっと終わって清々した。尿排出回数は10回。朝早く看護婦さんが来て再び
 採血を実施。
 午後は肺機能検査(手術に耐えられるかどうかの検査)実施。 体重:75kg


2003.07.1213
 7
12()13()は長期入院準備の為、外泊許可をとって自宅へ戻る。久しぶりに自宅へ戻り、庭の木々や
 草花を見たり、屋上へ行って静かにステレオを聴いた
りしながらほんのひと時でしたが、リラックスする事が出来、これ
 から大変な入院生活の心の準備も出来た。


2003.07.14
 午後4時ごろ、主治医より今までの検査結果と手術方法の説明を受けるため家内同席上で聞いた。
 主治医の説明では今までの検査により
早期の癌であると言うことを知らされ、手術前の各種検査の結果、癌の治療
 
には切腹しないで内視鏡的粘膜切除手術GF(EMR)を採用したいと言われた。
 その了解が頂ければ明日昼ごろに第1回目の手術GF(EMR)を行なうため、夕食後から翌日の検査日まで食事制限
 する事を言われました。

 検査段階から今まで、自分としてはと判ればいさぎよく切腹し、1/3から2/3を切り取って完全に除去して頂く
 よう覚悟は出来ていたが、主治医
IDrは、切腹するのは何時でも出来るしそのリスクは大きいという事を言わ
 れる。

 この際、主治医を信頼して内視鏡的粘膜切除手術GF(EMR)をする事にしました。
 但し病変部分によっては変形細胞が完全に除去出来なく、手術によりまれに胃壁に穴があく事がある事を想定し、
 その場合には緊急外科手術になるよう院内でヒヤリングをすませて
あるとの事でした。

 今晩は明日の手術のこともあって、なかなか眠れなかった事を覚えている。


2003.07.15 第1回目手術
 朝9時より点滴が始まる。

 正午第1回目内視鏡的粘膜切除手術GF(EMR)を実施。 胃カメラ(4回目)(手術時間は40)主治医
 内視鏡手術操作、助手は同補助に立会い、看護婦
1名は逐次血圧計測定担当し、看護婦のもう一人は医療機器
 運搬補助をして頂き、計
4名で手術を開始しました。胃に空気を入れポンポンにして手術を開始し、胃潰瘍痕
異形
 細胞部
を膨らませるのに患部に塩水を入れ、膨らましてからレーザーにより除去する手術に入った。
 一般検査のチューブ
(直径9mm位)は細いが、内視鏡手術用のチューブ(直径15mm位)は、強烈に非常に太く感じ
 た。 

 除去する際、痛くは無いが胃の内部にジーと音がして、その後ポトンと切除したような感じもして患部が切除されたよ
 うだ。 
 第1回目の手術
は思ったより苦痛は感じなかった。

 1330頃、IDrが病室に来られ、第1回目の手術は成功したとの報告あった。
 但し、胃壁の下部組織に病変が残っているかいないかは生検(細胞検査)しないと判らないとも言われ、1週間待たな
 いと判らないと言われる。

 手術が終わると食事は一切とれず、これから長い点滴生活に入った。 点滴液は下記の通り
              点滴(1)(2)アドナ25・トランサミン250
              点滴(3)ポタコールR500ml、マルファー液13回追加点滴。
              内用トロンビン細粒MO 317服用。
 点滴をされてからは何か手錠をはめられた気分になり、動けなくなった。
 手術後は胃の部分が時々キリキリとした痛みが1週間くらい続く・・・・・・。
 この日も眠られず、真夜中うとうとして眠りに入ろうとすれば2時間おきに、
ライトを点けた看護婦さんが見回りに来られ、
 そのライトに照らされ起こされてしまう。

 それから以後はこのような事がしばしば続き、昼が眠りの時間の生活に変わってしまい、
毎日毎日寝不足状態
 続く


2003.07.16
 前日実施した胃カメラ(5回目)による内視鏡的粘膜切除手術GF(EMR)の確認(時間は35)をしたところ切除し
 た部分の血管に少しではあるが出血が見られ、レーザーで出ている血
管を焼き止める手当てもしてくれた。

             点滴(4)アミノフリード500ml
             点滴(5)(6)(7)(8)アドナ25・トランサミン250
             点滴(9)アミノフリード500ml
             内用トロンビン細粒MO 317服用。

2003.07.1719
 点滴生活も3日目にして始めて、昼食・夕食共重湯が出ました。体重:72kg
             点滴(10)(11)アミノフリード500ml
             点滴(12)(13)ポタコールR500ml
             点滴(14)(15)アドナ25・トランサミン250
             マルファー液13回追加点滴。
             点滴(16)ソリタT3G 500mg。.
             点滴ソリタT3G 500mg
             パリエット錠10mg 毎朝・夕服用。
 この日の夜は第1回目手術後、会社の知合いが見舞い方々、生花を持ってきてくれました。手術を終わって回復
 してきた状態でしたので、非常に嬉しかった


2003.07.2021
 朝・夕食共重湯、3分粥から5分粥となり、日中外出許可が出て自宅に戻る。
             点滴(17) (18)アドナ25・トランサミン250
             パリエット錠10mg 毎朝・夕服用。

2003.07.22
 朝・夕食共5分粥。       
 看護婦さんが朝630分頃病室にきて採血を取って行きました。午後5時頃、主治医IDrより1回目の手術は
 成功したとの報告があった。
自分では病気が病気であるため取れたような気がしなかった。

             点滴(19)アドナ25・トランサミン250
 明日の午後は第2回目内視鏡的粘膜切除手術GF(EMR)実施のため、夕食後から検査の当日までの間を食
 事制限された。体重:
72kg

 この日は農園仲間より生花が届けられ、つくづく良き友を持った事を幸せに感じる。

 同じく家内の兄(義兄)も見舞いに来てくれた。


2003.07.23第2回目の手術 
 午後
2時頃から
2回目内視鏡的粘膜切除手術GF(EMR)  胃カメラ (6回目)を開始しました。(手術時間
 は
70)

 主治医は内視鏡手術操作をして、助手は同補助に立会い、看護婦1名は逐次血圧計の測定を担当し看護婦
 
のもう一人は医療機器運搬補助をして頂き、計
4名で手術を開始しました。

 胃に再び空気を入れポンポンにしてから手術を開始して、胃潰瘍痕異形細胞部に塩水を入れ膨らましてからレ
 ーザーにより除去するようです。

 第2回目手術は、患部を大きく除去したためと、患部の位置が除去しにくい位置にあった為に前回より胃をパン
 パンに膨らませた為、口からはゲップが出るは、下は胃から空気の圧力
で十二指腸→小腸→大腸→直腸を通って、
 空気が出てくるし、胃が爆発しそうになるほど苦しか
った。

 手術時間は70分と時間がかかりました。
 手術中に血圧は上が80、下が50まで下がり真っ青になり非常に気分が悪かった。手術後は、当然担架で運ばれ
 
6階の病室にあるナースセンター脇の特別室で、1時間ほど
休養し回復してから元の病室に戻りました。
 再び手術後の第2回目の点滴生活に入った。
 第2回目手術後も再び胃の部分が時々キリキリとした痛みが1週間くらい続く・・・・・・。 引続き点滴中

             点滴(20)(23)ソリタ-T3 500ml
             点滴(21)(22)(24)ポタコールR500ml
             点滴(25)パンスポリン1g
             点滴(26)アミノフリード

2003.07.2427
 24日は前日実施した胃カメラ(6回目)による第2回目内視鏡的粘膜切除手術GF(EMR)の確認をしました。
 
(手術確認時間20)
 今回も同じく切除した部分の血管に少しではあるが出血が見られたので、レーザーで出て
いる血管を焼き止めたよう
 です。
 この日も家内の兄(義兄)の奥さんと息子が見舞いに来てくれました。体重:70kg
             点滴(27)(35)(50)ソリタT-3 500ml
             点滴(28)(32)(37)大塚生食注TN 100mg
             点滴(29)(30)(36)(45)(49)ポタコールR 500ml
             点滴(31)(38)(39)(44)(46) (48)アドナ25・トランサミン250
             点滴(33)(40)(47)パンスポリン1g
             点滴(34)(42)(43)アミノフリード
             滴(41)オタプラール1A(潰瘍薬)
             パリエット錠10mg 毎朝・夕服用。

2003.07.28
 朝早く再び採血された。やっと朝・昼・夕共3分粥になったが点滴は継続している。
             点滴(51)(53)アドナ25・トランサミン250
             点滴(52)ポタコールR 500ml
             パリエット錠10mg朝・夕服用。
 体重:
69kg(入院生活での最低体重を記録した)


2003.07.29
 胃カメラ(8回目)、7月24日実施した胃カメラ(7回目)による第2回目内視鏡的粘膜切除手術GF(EMR)
 
の確認をし(確認時間は20)、第2回目に切除したその外回り九ヶ所の胃壁粘膜細胞を採取しました。

 この日からは、昼3分粥、夕方5分粥、夕食後やっと点滴を取外しすることが出来た。点滴を打った総本数、計55本。
             点滴(54)アドナ25・トランサミン250
             点滴(55)ポタコールR 500ml
             パリエット錠10mg 朝・夕服用。

2003.07.30
 朝3分粥・昼5分粥、夕方は7分粥となった。主治医 IDrが胃カメラの確認で、2回目内視鏡的粘膜切除
 手術
GF(EMR)
の結果も良好であると言われた。

 手術した傷口の「人口潰瘍」の痕も小さくなっていると言われた。
 この日は会社の副会長が会社及び会社の互助会からの見舞金も添えて、見舞いに来て頂きました。
 又農園仲間が見舞いに来て頂いたり、家内の兄(義兄)が着てくれたりして、手術後の回復期でもあり、話し相手
 が多くなり嬉しかった。


2003.07.31
 今日は、朝・昼・夕共7分粥。
 主治医IDrが回診に来られ、小さいポリープ状のものは焼きとったので、最終生検結果86日頃に判明
 すると言われた。

 この日の夜、忙しいのにも係わらず別の農園仲間達が見舞いに来てくれ、面会時間を越えても話は尽きなく、農園
 仲間
全てがこれからの我が人生にとって、良い友達を持ったものだと
思いました。

 今晩は久しぶりにゆっくり眠れた

2003.08.0103
 この日の朝から待望の全粥となりました。 81日から3日の夕方まで外泊許可を頂き、朝・昼・夕とも潰瘍の飲み薬
 を頂き、自宅に帰り、ゆっくり休養し3日の夕方には病院に入る


2003.08.04
 引き続き、朝・昼・夕共全粥を継続。 朝630分頃再び採血されました。午後主治医IDrが回診に来ました。
 先生は
1回目・2回目の手術も特に問題はなく成功した。

 あとは最後に採取した生検結果が判らないので、その結果待ちと言われる。
 毎回毎回病変部分採取するたびに結果が判るまではなんとも言えない悶々とした気分であり、待つ時間の経過
 が非常に長く感じた。

 採取したらすぐ顕微鏡で判らないものかとつくづく感じます。 体重:
70kg

 この日午後は別の農園仲間2名が見舞いに来て頂き、点滴も取れたので1階の喫茶店で久しぶりに農園の状況を聞
 いたり、仕事の話をしたりしてゆっくり出来た。


2003.08.05
 朝・昼・夕共全粥。 明日午前中、胃カメラ実施のため、夕食後より検査当日まで食事制限される。

2003.08.06
 朝絶食、昼は前粥、夕食から始めて常食(一般食)になった。 
 当直のせいか分かりませんが、主治医IDrが朝5時10分ごろ病室に来て9ヶ所採取した生検の結果が判った
 事を告げられ、特に問題なしと言われた。 

主治医は患者のことも配慮し、少しでも早く知らせてあげようと思ったのかほんとに嬉しかった。

 午前中には胃カメラ(9回目)を実施。第2回目切除手術で大きくとった部分の確認をしたところ潰瘍が小さくなっ
 ていると言われ安心しました。

 但し、手術した後の「人工的潰瘍」は、胃のかなり下部にあり「人工的潰瘍」が治る際に稀に胃壁を引っ張り胃の出
 口が塞がることもあると言われ、その時は切腹になると脅かさ
れた。


2003.08.07
 朝・昼・夕共常食(一般食)になりました。 午前中に主治医IDrが回診に来て、まあ問題がないと言う事で待ちに
 待った退院許可が出た。

 退院と今後の療養の事で夕方3時頃には、主治医IDrより最終説明があると言うこと家内同席の上、挨拶に行
 った。

 IDrの話によると運良く病巣が胃の粘膜層に留まっている早期の癌であったために内視鏡的粘膜切除手術
 成功したと言われました。

 今までの生検は全て問題なく、今後は切除した部分の人工的潰瘍を治すのに12月かかると言われ
 ました。 当然好きなお酒も禁酒です。
821日に再来院を言われ、その時薬を頂くと同時に、最終確認の胃カメラ
 
(10回目)実施日を決めることを言われました。
 この日は家内の姉会社の友人が見舞いに来てくれた。


2003.08.08
 朝・昼・夕共常食。 
 1630分頃、事務局員が請求書を持って来て頂き、明日早朝退院のため入院診療費の支払いを済ませた。


2003.08.09
無事退院
 朝常食を済ませ
830分頃、ナースセンターの看護婦さんに挨拶した。
 この日は奇しくも
台風10接近中の風雨の切れ間を選び一人で退院し、恵比寿駅まで早足で行き電車で自宅へ
 戻る。


2003.08.21
 朝830分頃、外来予定日であり消火器科の外来へ行き待っていました。
 予約の930分頃、主治医IDrと面会した時、その後の体調は如何ですか?・・と言われ、身体も軽くなり(入院
 時の
7kg)快調です・・・と答えた。主治医の話では手術跡の「人工的潰瘍」の治りを確認するための胃カメラ(10
 回目
)1ヵ月後の924日に実施する。
 それまでは
禁酒だよ・・!と言われた。病気が病気なので、なんとなく気にしながらその日まで待つことにした。


振り返って思った事
 2003528に定期健康診断で、恵比寿の厚生中央病院健康管理センター人間ドック(1)コース
 受診してから
胃がんの恐れがあると言われ、検査通院検査入院治療入院退院までの3ヶ月間は、今思え
 ば悶々とした生活だったような気がした。
 入院した最初のうちは
1日が普通の生活の1週間位に非常に長く感じた入院生活あっと言う間に過ぎ去った
3ヶ月
 間
だったような気がする。
 この入院中の貴重な時間は、仕事の事自分の事友人の事、これからの第二の人生の事全てを考えさせて
 頂いた貴重な時間でもあったように思う。

 又、この厄介な病気を早めに治療して除去して治して頂いた、この立派な厚生中央病院入院できた事、すばらし
 い主治医に巡り合えた事、優しく楽しく接触して頂いた全ての
看護婦さんに会えた事を心からお礼したい気持ちです。

 ほんとにありがとう御座いました。

 又、今回つくづく思った事は、病巣の早期発見大切さを痛切に感じた事です。 
 ここのページを訪ねてくれた皆様“自分の身体は自分で守る”精神で、まず「健康第一」をモットーに、必ず定期
 的
康診断を実施して頂くようにして下さい。

                          
         k. Takeda   2003.09.07


もう一つの想い出は入院中に青百のHPを立ち上げた事でした。
入院中に主治医の許可をとり一時帰宅を許され、帰りに恵比寿駅内の本屋へ行ってHP制作の本を数冊購入し、
寝ながら本を読みあさった事です。
退院してすぐ青葉の百姓のHP「kazusite」を立ち上げ、仲間の皆さんのお陰で現在までに300,000アクセスを突破しました。
本当に有難い事です。
我が人性に悔いなし」に一歩でも二歩でも近づけたいと邁進している。

青葉の百姓 2009.7.7追記


胃がん

参考資料: link

厚生中央病院